UnderSuspicion | 女を磨く!

UnderSuspicion

UnderSuspicion   
 
豪華な顔ぶれに惹かれました。
ジーン・ハックマン(相変わらず渋い)
モニカ・ベルッチ(相変わらずお美しい。まさにイタリアの宝石)uspicion
モーガン・フリーマン(相変わらず警察系。この人といえばこういう役!?)
 
オフィシャルHPよりあらすじ。
「プエルトリコで起きた連続少女レイプ殺人事件。
容疑者は、事件の第一発見者である町の有力者、弁護士のヘンリー・ハースト。
事情聴取に当たるのがベテラン警察署長、ビクター・ベネゼー。
ベネゼーは徐々にハーストを追いつめ、事件の核心に迫ろうとしていた。
明らかになっていくハーストの少女を愛する性癖、若く美しい妻との冷めた関係。
妻からも疑われ窮地に追いやられる。
ハーストは本当に犯人なのか? だが、事態は思わぬ方向に・・・。
 
終わった瞬間に「あれ?そうなの?は?」、ちょっと引き気味でしたが
最後のシーンでのヘンリー(ハックマン)の脱力感が妙に切なく・・・。
 
誰もがもっている人に言えないことや、
意思の疎通が図れてなかったり、信頼関係が崩れてしまってる夫婦の仲が
どんどん暴かれていきます。
他人の手によってすべてをさらけだされた夫婦のなかは
どのように回復されるのでしょう。
ただでさえ信頼関係は崩れているのに・・・。
 
ひとついえることは
ヘンリー(ハックマン)は本当に妻を愛していた。ということかな。
彼は、あの事件が終わったとしても変わらず彼女を愛していたのでは?
最後のベンチのシーンが印象的。
たとえ愛していたとしても
信頼は一人の力ではどうすることもできない。
妻からの疑い、警察からの威圧、
恥ずかしさ、絶望。
最後に話し始めた彼の中に
入り混じるものは・・・。
 
気持ちとしては「トレーニング・デイ」(主演デンゼル・ワシントン)を見終わったときのものに
似てるなーー。
ありがちなアメリカ映画の展開ではなかったので
最後の最後に意表つかれました!
もし私が取調べされたら・・・
事件と関係ないこと、過去までほじくられちゃったりするんだと思うと
ほんとに警察ってこわい。
まあ
犯罪大国ともなれば
あのくらいの強引さがないなかなか解決には
つながらないのだろうけど。。