[ブラウン・シュガー] | 女を磨く!

[ブラウン・シュガー]

HIPHOP、BLACK MOVIE 好きには必見です!

テンポもよく、なにより曲がいい!

サントラの評価もかなり高いようです。

アーティスト: Original Soundtrack
タイトル: Brown Sugar

幼なじみのシドニーとドレイは、

当時はまだ新しかった“Hip Hop”に夢中になり、ともに成長して来た。

20年後、ドレイはレコード会社のオーナー、シドニーは音楽評論家として働き、

2人は相変わらず親友としてつき合いがあった。

ある日ドレイは、恋人のリースにプロポーズをするが、シドニーは内心複雑な心境だった

現実を受け入れた彼女にも、やがて恋人が現れ順調に進んでいくが、

お互いの恋人にまで嫉妬させてしまうほどの大親友の二人

いったい幸せになれるのだろうか・・・。

主人公のシドニーが本当に女らしくって、かわいい

雑誌の編集長もこなす完璧な彼女だが、

恋愛は自分の気持ちに気づいていても控えめで、ちょっと奥手。

そんなシドニーのインタビューは

HIPHOPと恋に落ちたのはいつですか?”から始まります。

その言葉を彼女は大事にし、まるで自分にも問いかけている様・・・。

彼女の人生はHIPHOPそのもの、そう、彼女はずーっと恋をしているのです。もう何年も。

映画のあちこちにHIPHOPへの思いがちりばめられていて、

しかもその表現が印象的です。

彼女にとってHIPHOPについて考えるということは、人生を振り返ることであり、

その大部分を占めるのが、彼女にとって一番大切なものであるはず。

気づいていても、気づかないフリをしていた彼女がいじらしい。

音楽に対する恋愛って

HIPHOPが好きなら人なら感じたことがある人も多いはず。

そして間違いなく、同じ時期にしていた恋愛を思い出すことも

あるでしょう。

この映画は音楽のよさと共に

そんな感情も思い出させてくれるはずです。

HIPHOPの世界と“いじらしい”ってあまりリンクされなさそうだけど

本当のところ、HIPHOPの人たち(他の世界もそうだけど)って恋しているんですよね。

HMVなんかで一生懸命CDを選んでいる姿なんて、ほんといじらしくてかわいい!

(失礼かもしれないけど)

この映画を見た後

おもわずホコリをかぶったターンテーブルに

昔大好きだったレコードをのせてしまいました。

cool & Jazzy!

アーティスト: Common Sense
タイトル: Resurrection

私がHIPHOP出身の女優ではNo1だとおもうラティファのコミカルな演技と、

ラッパークリスを演じるモス・デフの掛け合いがいい味出ています!